イベント情報を探していると、プロカメラマン撮影会とライフプラン相談会がセットになった無料イベントを最近よく見かけます。
写真データが後日もらえる特典などもあって惹かれると同時に「小さな子どもと一緒に参加して、本当に安心して過ごせる?」「ライフプラン相談会って保険の勧誘されるの?」「ちゃんと撮影してもらえる?」という疑問も浮かびました。
そこで実際のところはどうなのか、ベビヨリ編集部が直接取材に行ってきました。イベントを開催している会社にママ目線での質問やインタビューもしましたよ!
予約制で少人数限定だから混雑しにくい
取材したのは、0歳〜6歳までのお子さんをもつ家族向けの無料イベント【お子さまモデルオーディション撮影会&ライフプラン相談会】です。
参加したママ達の満足度が高く、日本マーケティングリサーチ機構調べ(2022年9月期)で「ママ友にすすめたい親子イベント」として1位を獲得しました。
▼公式サイトはこちら
お子さまモデルオーディション撮影会&お子さまの未来を考えるライフプラン相談会
この無料イベントは保険マンモス株式会社が運営しています。
参加には事前の申込が必要です。まず最初に受付で手首での検温と手指消毒を行います。会場内は撮影時を除いてマスク着用が必須です。
保険マンモス株式会社の佐保さんと原さんに会場を案内してもらいました。親子1組ずつが約10分おきに時間をずらして来場するように予約時間を調整しているそうです。スムーズに案内できるだけでなく、感染症対策の一つでもあります。
原さん:
「待合場所・撮影場所・相談場所(3つ)を順々にご案内しており、お客様が一か所に固まることはあまりありません。
ご来場者様が多い場合、待合場所に2、3組、撮影場所に1組、3つの相談ブースに1組ずついる場合がございますが、待合場所も2、3箇所に分散してお客様が待てるように広くとっているため、お客様同士が密になることはございません」
同時刻の参加者が少人数に限定されていて、そもそも密になりにくい対策がされているのは安心ですね! 待ち時間も少なくて済むのは子連れには嬉しいです。
原さん:
「FP、カメラマン、スタッフはイベント開始前の検温と手指消毒を徹底しております。各会場にはアルコール、次亜塩素酸、検温器を用意しており、会場および備品の消毒を定期的に行っております。
またもしお客様、FP様、カメラマン、スタッフ等に感染者が出た際は濃厚接触者となる方へご連絡出来る体制を整えております」
スタッフがこまめな消毒をイベントの合間に行う
写真データがもらえるモデルオーディション撮影会、初めての撮影でも大丈夫
受付を済ませた後は、モデルオーディション撮影会→ライフプラン相談会 と進みます。
撮影会イメージ
この時に撮影した写真が写真共有アプリの広告モデルのオーディション選考に使われます。グランプリに選ばれるとその写真が首都圏・関西圏主要駅の大型ビジョンに登場することになります。
保険マンモス株式会社が提携しているのは子育て中のママパパが多く利用している人気のアプリ。広告モデルになれたら幼少期のいい思い出になりそうです♪ 撮影を担当してくれるカメラマンはどんな人ですか?
原さん:
「この撮影会のほか、七五三などの出張撮影で経歴を積んだプロのカメラマンです。この撮影会現場に2年以上参加している方も50名近くおり、お子さまの撮影に慣れています」
プロカメラマンに撮影してもらうのが初めてでも大丈夫ですか?
原さん:
「カメラマンが最初の説明や撮影のポーズにいたるまで、お客様をしっかりエスコートいたします!」
取材した日のセット
セットはイベント感が強すぎず、どんなイメージの写真も撮れそうな雰囲気でした。時期によって変わり、ハロウィンやクリスマスなど季節に合わせた仕様になる場合もあります。
室内の撮影でも明るい表情の写真が撮れるよう、セットの近くには写真館のようにアンブレラ型の照明が設置されていました。
衣装を持参している場合には撮影の前に着替えられます。途中での衣装替えは、次の撮影を待っている方がいるので遠慮してもらっているとのこと。小物を取り替える程度であれば撮影途中でも可能です。
季節ものの小物を用意している時もありますが、こだわりたい場合には持参していくのがおすすめです。なお、貸衣装の用意はありません。
カメラマンはお子さんの機嫌を見ながら声かけをしたりおもちゃで気を引いたり、遊んでいるような雰囲気の中でシャッターをすばやく切っていきます。今回取材した4組の撮影では0歳の赤ちゃんを含めて全員のお子さんが楽しそうにしていました!
お子さんだけでなく親子一緒に撮ったり、小物の変更やポーズを替えたりと、撮影時間は約15分間ですが、予想以上にバリエーションのある撮影が行われていました。
途中でカメラマンが「こんな写真が撮れましたよ〜!」とカメラ本体の液晶画面を見せて参加者に確認してもらっていました。
赤ちゃんや小さな子は急に機嫌が悪くなることや泣きだすことがあります。この撮影会の時にぐずってしまったら、どうなるのでしょうか?
原さん:
「撮影中にお子さまが泣いてしまった場合も、カメラマン及びスタッフがお子さまの笑顔を引き出すように努めております。撮影を担当するプロカメラマンは、別で七五三や運動会の撮影も行っているなどお子さまに慣れている方が多いため、お子さまの笑顔の引き出し方やあやし方をよく存じております」
もし撮影の続行が難しい場合には休憩の時間を挟んだり、FPへ経緯を説明して、先にライフプラン相談会へ案内する場合もあるそうです。
子どものご機嫌は、ママやパパでもどうにもならないことがあるので柔軟に対応してもらえるのは嬉しいですね。
写真データの無料プレゼント!
参加特典として写真データ(5カット)がもらえるので、この日の写真は子どもの成長記録として残せます。印刷しておうちに飾ったり、年賀状やポストカードにして近況を知らせるのに使ってもいいですね。
こういうふうに撮影してほしいなどのリクエストはできるのでしょうか?
原さん:
「撮影会中はカメラマンがお客さまをエスコートいたしますが、撮影したい小物やポーズがあれば、状況を見て可能な範囲でお応えしています」
ハーフバースデーや誕生日などの日にちに合わせて参加するのもいいかもしれません。写真館や出張カメラマンサービスなど有料の撮影をする前に、プロカメラマン撮影を体験してみたい場合にも良さそうです。
写真の受け取り方法&オーディション採用後の流れ
この日に撮影した写真データがどのように手元に届くのか教えてもらいました。
原さん:
「弊社が提携している写真共有アプリから写真をダウンロードしていただきます。
撮影から約3週間後にお客様のもとへ写真の送付方法に関するメールをお送りいたします。写真共有アプリをダウンロードしていただき、お送りした個別のパスワードを入力してログインしていただくと、写真を見ることができます」
写真データは5カット分です。撮影した写真の中からカメラマンが写りの良い写真を選んでくれます。お友達同士で一緒に撮影した場合も、1組の家族のもとに届く写真データの枚数は同じです。
グランプリに選ばれると大型駅に掲示
モデルオーディションには撮影会に参加すると自動的にエントリーされます。ただし、キャラクターが映っている写真は選考から外されるため注意が必要です。当日の洋服や小物はキャラクター物を避けるか、お着替えを持参したほうがいいでしょう。靴は脱いで撮影するため映りません。
原さん:
「グランプリに選ばれた際は写真を使用してもよいか確認をとらせていただきます。ご連絡なく無断にお写真を使用することはございませんので、ご安心ください」
その写真を使われたくない場合にはグランプリを辞退することもできます。モデル採用を了承した後、広告が掲載される駅名や日にちなどのお知らせがあるそうです。
撮影会はおまけ程度なのかなと疑っていたのですが、しっかり撮ってもらえていました! プレゼントの写真データはたくさん撮影した中から厳選した5カットだというのも嬉しいですね。
子どもが不機嫌になった時にも柔軟に対応してくれるので、プロカメラマン撮影が初めてでも安心して参加できると感じました。
子どもが不機嫌になった時にも柔軟に対応してくれるので、プロカメラマン撮影が初めてでも安心して参加できると感じました。
今回取材したイベントはこちら
全国各地で定期的に開催されています。気になった方はお近くの開催を探してみてくださいね。
お子さまモデルオーディション撮影会&お子さまの未来を考えるライフプラン相談会
次回の取材記事「ライフプラン相談会では保険の勧誘される? ママの疑問をいろいろ聞いてみた」もどうぞお楽しみに!