それが自分自身のためになります。
ワーキングしていた奥様は、産休に入ると、ゴロゴロしてばっかりじゃ旦那に悪いなあという負い目から、いつもより豪華な食事を作ったり大掃除をしたり、何くれとなく世話を焼いてくれるかもしれません。
危険です!
そこで甘やかされてしまうと、プレパパさんに待っているのは地獄です。
産前から、自分のことは自分で出来るようになっておきましょう。
そうでないと、今後、修羅場になる恐れがあります。
具体的に説明します。
出産直後の妻はイライラしている!
出産すると、奥様は、赤ちゃんの世話で手一杯になります。産後1ヶ月は、腰が痛い・会陰切開の傷跡が痛い・胸が張って痛い・お腹が痛い、と身体中あちこちが痛みますし、新生児の授乳は2時間おきなので、細切れにしか眠ることができず、睡眠不足です。
奥様は、常に体力の限界を感じながら、 それでも赤ん坊の世話をしなくては、と必死です。
そんな時に、旦那様がいつもの調子で
「あれやってー」「これやってー」
と頼んだら、どうなるか…
マジギレされます。怒っている最中に泣きだす奥様もいらっしゃることでしょう。
ただでさえ、出産直後は、女性ホルモンの量が急激に変化するので、心が不安定になりやすいのです。(マタニティーブルー)
妻が大変なのはわかっているから、気づかいながら頼んでいるよ。
甘いです!
体力の限界と戦っているときには、やさしい言葉よりも行動で示してほしいと感じるのです。
低姿勢でお願いしたとしても、作業することは変わりませんから、奥様の負担になるのです。
せっかく、産まれた赤ちゃんのため、妻のため、一生懸命働こうと思っているのに、怒られたくありませんよね。
気づかっているつもりなのに怒られる…そんなのは悲しいです。
産前から、ひととおりの家事がこなせるようになっていれば、そんな問題も起きません。
進んで家事をこなしてあげれば、奥様も助かりますし、間接的に赤ちゃんの世話をしていることにもなりますよね。
里帰り出産の場合も気をつけて
すべてを任せきりだと、何曜日に燃えるゴミを捨てるのかわからない、どこに出せばいいか知らない、ということすらあります。数ヶ月後に奥さんが家へ戻ったら、ひどい状態だった…という話はよく聞きます。
整ったお部屋で、赤ちゃんと奥さんを迎えてあげてください。
ぜひ、早めに早めに家のことに慣れて、 赤ちゃんのいる新生活を楽しく過ごしましょう!