上海でママ&キッズヘアアクセサリー作家として活動中のねねです。
キッズ向けのヘアアクセサリーは、
お子さんが力いっぱい引っ張って壊してしまったり、
外出先でいつの間にかとれてなくなったりと、
既製品では補充がききませんが、
ご家庭で材料を用意してハンドメイドできれば、
紛失しても同じものが作れます。
そこで今回は、
お裁縫初心者でも簡単にできる、
リボンテープのヘアゴムの作り方をご紹介します。
材料(1つ分)
■リボンテープ(10mm幅)
・18cm×1…リボン部分
・4cm×1…結び目
■ゴム(2mm幅)
■針(細め)
■糸(細め)
■はさみ
■ほつれ止め又はライター
作り方
1. カットする
リボンテープを18cm、4cm長さに切ります。
18cmのリボンは、両端を写真のように斜めに切ります。
ヘアゴムもカットして結びます。
ゴムの太さや直径はお子さんの毛量によって調整してください。
今回は太さ2mm、直径4cmの輪になるように作成しています。
2. ほつれ止めを塗る
リボンテープ、ヘアゴムのカットした部分がほつれてこないよう、ほつれ止めを塗ります。
ほつれ止めは手芸店で入手できますが、
用意できない場合はライターであぶっても良いです。
3. 成形する
まず、針に糸を二本取りで通して玉結びしておきます。
糸の長さは二本取りの状態で30cmくらいになるようにします。
*二本取りについてはこちらを参照
「縫い糸の「一本取り」と「二本取り」ってなあに??」
リボンテープを上の写真のように成形し、
指で押さえておきます。
裏側に玉結びがくるように針を刺し、
中央を縫いとめます。
リボンの形ができました。
玉結びをし、糸は切らずにそのままにしておきます。
4. ゴムを縫いとめる
3のリボンに、ゴムを縫いとめます。
先ほどの糸をそのまま使い、
結び目の両側を2回ずつ縫いとめます。
ゴムに針を刺すとゴムが切れやすくなるので、
注意して縫っていきましょう。
最後に玉結びをし、糸はそのまま。
5. 結び部分を縫いとめる
4cmのリボンを表から巻いていきます。
切り端を内側に折り込みます。
端から縫っていきます。
一番端は2〜3回ぐるぐると縫い、
結び目のリボンと本体のリボンが離れないように一緒に縫いつけます。
この時、表から見て縫い目が見えないようにします。
赤線部分をコの字とじで縫い進め、
最後は最初と同じように2〜3回縫い、
リボン本体も一緒に縫いつけます。
*コの字とじについてはこちらの動画を参照
「コの字とじ | ソーイングの基本」
結び目部分は一番負荷がかかり、ほつれやすいので、
強くしっかり縫うのがポイントです。
6. 縫い目にほつれ止めを塗る
先ほど縫った部分がほつれないよう、
ほつれ止めを塗っておきます。
7. 完成
ほつれ止めが乾いたら完成です!
ヘアアレンジ案
リボンヘアゴムを複数作ると、
色んなヘアアレンジが楽しめます。
同じリボンを左右計6コ使い、
小学生に人気のたまねぎヘア。
こちらは左右計4コ使い、三つ編み。
リボンの色を服に合わせています。
素材を変えて楽しむ
こちらはグレー系で統一し、
ドット、ベロア、レースと素材を変えて作りました。
上のたまねぎヘアによく使っています。
さいごに
簡単に作れるシンプルなリボンですが、
様々なヘアアレンジに使いやすく、
布製なので危険もなく安心です。
お洋服にリボンの色を合わせて、
ぜひ日々のコーディネートを楽しんでみてくださいね。
Instagramにてヘアアレンジ、ハンドメイド作品を掲載しています。子どもの簡単ヘアアレンジを掲載中!