たくさんのメーカーがあって「どれを選べばいいの?」と悩みますよね。
赤ちゃんのミルク作りのためか、母体の健康づくりのためか、最適なウォーターサーバーは使用目的によって変わってきます。
選び方のポイントをまとめてみました。
1. 配送地域
お住まいの地域に配達してくれるかどうか、まず最初に確認してください。全国対応と宣伝していても、離島などには配送できない業者もいます。2. ボトルの種類
ワンウェイ、リターナブルという2種類があります。ワンウェイタイプ(使い捨て)
使い切りで安全・安心。使使用後の容器を自宅でゴミとして処分するのか、回収してくれるのかもチェック。使用後の容器をリサイクルしている企業もあるそう。
リターナブルタイプ(返却)
業者が空のボトルを回収し、洗浄・殺菌して再利用。ワンウェイタイプに比べると安全面に劣るように思われがちですが、環境面に配慮したエコタイプ。3. どんな機能があるのか
給水する機械(サーバー)はメーカーによって機能がさまざま。使用するシーンを想像して、どういう機能があれば便利なのか考えてみましょう。機能の一例
- 温水・冷水を切り替える
- 水を自動的に巡回させるクリーン機能
- チャイルドロック
- 省エネ機能
- 赤ちゃんのミルクがすぐ作れる温度設定(赤ちゃん専用ウォーターサーバー【エンジェルスマイル】などが対応)
また、サーバーのサイズも要確認。基本は大きい物ですが、スリムサイズや卓上に設置できるサイズなどもあります。
4. 水の種類
大きく分けて、RO水と天然水の2つがあります。RO水
水道水などの原水をマイクロフィルターでろ過したもの。天然水よりもリーズナブル。天然水
ペットボトルの「ナチュラルミネラルウォーター」と同品質のもの。特定の水源から採取した地下水に加熱殺菌やろ過といった処理を施したもの(ナチュラルウォーターと呼ぶ)の中で、さらにミネラルが地下で自然に溶け込んだもの。
どちらがいいのか
天然水のほうが良いような気がしますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。たとえば、胃腸が未発達な赤ちゃんには、塩素やミネラルが負担になる場合があるらしく、「調乳にはRO水が向いている」という考え方もあります。
5. 料金はどのくらい?
水そのものの他にも料金がかかります。業者ごとに1年間あたりの金額を算出して比較するのがよいと思います。- 初期費用
- サーバー(機械)レンタル料
- メンテナンス料
- サーバーの稼働にかかる電気代
- 配送料
キャンペーンを上手に利用すれば、料金が数万円ダウンすることも。
6. 安全性
メーカーがどのように安全管理を行っているか確認しましょう。- 水質検査
- 放射性物質検査
- 容器を二重構造にする、など
7. 定期的な使い方
キレイの保ち方
水受けや注ぎ口など、どの部分を、どのくらいの頻度で手入れすればいいのか、お手入れ方法を確認します。雑菌が繁殖する原因になるので重要ポイントです。ボトルの交換方法
重たい水のボトルを持ち上げるのは、妊婦さんや産後の体には負担がかかります。それに配慮し、低い位置でボトル交換ができるメーカーも出てきました。
コスモウォーター のらく楽スタイルウォーターサーバsmartなど→
最後に
メーカーの公式サイトを見ると、おすすめポイントがいろいろ書いてあって、あっちもこっちも全部いいような気がして…長い時間考え込んだあげく決まらない…ということを繰り返しがち。
迷っていたウォーターサーバー選びに、少しでもお役にたてば幸いです(^-^)
「ミネラルウォーター・ガイドブック〔2014年改訂 [ 早川光 ]」を参考にしました。もっと詳しく知りたい!という方はぜひ本を読んでみてください。