同じ会社の同じ保険であっても、コースの選び方、満期の選び方、特約の有無、支払期間などによって返戻率(へんれいりつ)は変わってきます。
参考 返戻率(戻り率)とは、支払った保険金の全額に対して、もらえるお金はどれくらいの割合なのか?を数値で表したものです。
返戻率の計算方法はコチラ
どういう契約を選んだら、もらえるお金が増えるのか?
そこをとことん追求して、学資保険を契約しました!
郵便局(かんぽ生命)の学資保険「はじめのかんぽ」を例にあげて、説明していきますね。
素人が調べたものなので、内容に間違いがあるかもしれません。契約する際には御自身で確認をお願いします。申し訳ありませんが、当方では責任を負いかねますm(_ _)m
学資金を受け取るタイミング
学資金の受け取りの時期や回数によってコースが分かれます。郵便局「はじめのかんぽ」には3つのコースがあります。返戻率が高い順に並べると、こうなります。
- 大学入学時+在学中に受け取る
- 大学入学時に受け取る
- 小・中・高+大学入学時に受け取る
1.大学入学時+在学中に受け取る
保険金の受取総額300万円の場合、次のように学資金が支払われます。- 大学入学時75万円
- 大学2年目75万円
- 大学3年目75万円
- 大学4年目75万円
2.大学入学時に受け取る
保険金の受取総額300万円の場合、大学入学時に300万円が一括で支払われます。3.小・中・高+大学入学時に受け取る
保険金の受取総額390万円の場合、次のように学資金が支払われます。- 小学校入学時15万円
- 中学校入学時30万円
- 高校入学時45万円
- 大学入学時300万円
私にとって、学資保険というと「3.小・中・高+大学入学時に受け取る」タイプでした。
私の親がこういったタイプに加入していて、学資保険のことを「小学校でお祝い金がうんぬん…」と説明してくれたせいだと思います。
ところが、このコースは現在、返戻率が一番低いんです!
契約者30歳(男性)、被保険者(こども)0歳として、戻り率を見てみます。※加入年齢です。
- 大学入学時+在学中に受け取る(21歳満期)__105.9%
- 大学入学時に受け取る(18歳満期)______103.8%
- 小・中・高+大学入学時に受け取る(18歳満期)_102.0%
ショックな発見でした(>_<)
子どもが0歳のころ、似たようなコースで見積もりを作ってもらったのですが、その戻り率の悪さに「学資保険に入らなくても別にいいか…」と結論してしまった過去があります。
保険の相談をするときは「戻り率が一番よいコースを教えてください」と質問するといいかもしれませんね。
続き 学資保険の受取額を多くするためのポイント6つ